こころを読んだよ(13年ぶり○回目)
原始的な生活を送るにあたって、手に取った本の一つ
夏目漱石のこころ
子供の頃本を読むのが好きだった
常に図書館から本を借りていた
色々読んだ中で、最も私の人格に影響を与えた本
それがこころだった
高校の受験面接の時、「尊敬する人は?」と聞かれ、
みんなが親をあげる中で
私は先生を挙げた
先生というのは無論、こころにでてくる先生
その面接は集団面接で、私がいちばん最初に答えた
その後みんな親の話をするものだから、私はしまったと思った
と思いながらも、本当のことを言えて良かったとも思った
私の答える順番がその後だったら、嘘ついて全然尊敬していない人の話をしていた
先生が好きだった
「私」の気持ちがすごくわかる
「私」のように先生が好きだった
私は死にそうな人が好きだった
それは先生に出会ってからだと思う
この世に未練なく
死んでないだけの人
生きていない人
私はそういう人が好きだ
憧れている
そう言う人になりたいのだ